[2018-4-6] 平成30年 公示地価 が公表されました・・・④ 富山県内地価動向

 富山県内では、住宅地は平成6年から25年連続、商業地は平成5年から26年連続で下落していますが、近年、下落幅は縮小して横ばいに近い状態が続いています。

 各市町村の住宅地、商業地の変動率は次の通りで、全般的に昨年と同様な変動でした。住宅地でプラスとなったのは富山市のみ、商業地では富山市と舟橋村です。

 住宅地で地価が上昇した地点は15地点(富山市 12地点、砺波市 1地点、射水市 2地点)、横ばいの地点は73地点、下落は63地点でした。昨年の13地点から2地点増加しました。

 また、商業地で上昇した地点は昨年と同じく10地点(富山市 8地点、舟橋村 1地点、黒部市1地点)、横ばいが 31地点、下落が 28地点でした。

 上昇率が最も大きかったのは、住宅地、商業地のいずれも富山市の地点で、住宅地では 富山-35(富山市神通町)の +5.0%、商業地では 富山5-18(富山市桜町)の +4.8%でした。いずれも富山駅前周辺にある地点です。

 一方、下落率が最も大きかったのは、住宅地、商業地ともに南砺市の地点で、住宅地では 南砺-2(南砺市山見)の -4.2%、商業地では 南砺5-1(南砺市是安)の -4.3%でした。